ココロとカラダに現れるうつ病の症状と、その治し方について

サインに気づくこと

心と体のサイン

うつ病を発症するとその症状は心と体にあらわれる。
だから、自分の心を、そして体をきちんと気にかけてあげることで、そのサインを見逃さないでいることが出来る。
最近、心が乾いた状態になってはいないだろうか。何もやる気が起きないという気分が続いてはいないだろうか。
体を動かすのが億劫だという気分でいっぱいではないか。せっかく動かしてみても、何だか鈍い痛みが体のそこここにあるような気がしているのではないか……。

とはいえ、ちょっとやる気が起きなかったり、ぼーっとしていて無感動だったり、あるいはちょっとしたことで涙が止まらなくなったりというのは、間々あることだ。誰だって疲れることはある。思いつめてしまうことがある。心を追いつめてしまうこともある。物事が上手くいかなかったり、気持ちをうまく人に伝えられなかったりすることはある。そのせいで、気分が落ち込むというのは珍しいことではない。

長く続いたとき

それが、単に落ち込んでいるだけなのか、それとも病気ゆえにやる気が出ないのか……。「生きる上でよくあること」と「うつ病の症状」の違いを、私たちは知っておかなければならないだろう。どういうとき、それがうつ病のサインだとわかるのか?

いちばんハッキリとした違いは、その状態が続く「長さ」である。
ちょっと落ち込んだくらいであれば、人によっては次の瞬間にけろっとしていたり、次の日には元気に笑っていたりすることがある。楽しいゲームをしてみたり誰かと喋ってみたり、「泣ける映画」か何かを見て思いっきり泣いてみたり、気分転換になることをすればなおることが多い。
けれど、うつ病の場合には何をしてもなおらない……というか、うつ病の症状である場合には、ゲームをする気にもならなければ、レンタルビデオの店に行く気にもなれず、友だちに会う気分にもなれなくなってしまうのだ。そして、その状態が1週間以上、よわまることなく延々と続いてしまう。
そういうとき、それはうつ病の症状を知らせるサインである疑いが濃厚になる。